【体験談・第二新卒】転職活動の面接で意識したほうがよいと感じたこと

キャリア

私は社会人三年目(第二新卒)のシステムエンジニアで現在転職活動をしています。
とりあえず一社内定をいただけたので面接を通じて大事だと思ったことを記載します。

この記事の対象者

転職活動をこれからしようと思っている人
転職活動をしているが、なかなか選考が進まない人

転職活動全体の考え方は、以下の記事を参照してください!

一次面接で意識していたこと

私が意識していた点は、以下の3点です

  1. ちゃんとコミュニケーションが取れるか
  2. 今回の転職で果たしたいことが明確か
  3. 現職の仕事内容について、ちゃんと話せるか(まじめに働いていたか)

ちゃんとコミュニケーションが取れるか

面接官に「ちゃんとコミュニケーションが取れる」と感じてもらうには、
結論ファーストで話す長く話さないことが重要です。

例えば、仕事上で苦労した話をする場合は最初に「○○という点に苦労しました。」という点を伝えましょう。
結論⇒前提⇒苦労した点⇒あなたが行ったアクションの順で話すとスムーズです。

話す長さはMAXで1分半ほどが良いと思います。
話す時間が長くなってしまう場合はあなたが話したいことがまとまり切っていない可能性があります。
話す内容がまとまっていないと、結論ファーストで話すことも難しくなってしまうので、 面接日の前に想定質問に対する回答はまとめておきましょう。

今回の転職で果たしたいことが明確か

転職活動を始めたということは現職に不満があったからだと思います。
前向きな転職理由であればよいのですが、必ずしもそうではないと思います。
(人間関係が悪い、残業が多いなど)
しかしその不満をそのまま伝えるのはお勧めしません。
ネガティブなことばかり言う人はあまり好かれませんし、
職場にもネガティブなことばかり言う人は悪影響を与える可能性があると感じられてしまうからです。
ネガティブな理由「だけ」なのが、NGなので前向きな理由(建前の転職理由)も用意しておきましょう。

現職の仕事内容について、ちゃんと話せるか(まじめに働いていたか)

これはタイトルの通りです。
しかし、私もそうでしたが普段当たり前にやっていた仕事は大したアピールにならないと思いがちです。
しかし、ちゃんと棚卸をしてみるとあなただけのスキルというのが必ずあります。
そうしたスキルを見つけるために転職エージェントとコミュニケーションをとりながら、あなたのこれまでの経歴を棚卸していきましょう!

実際の面接を通じて、答えるのが難しい質問もあると思います。
面接が終わった後は答えるのが難しかった質問をリストアップしておきましょう。
そういった質問を一つ一つ相談して潰していくことで、自信がついていき、あなたが魅力的な人財であることが面接官にも伝わっていきます。

二次面接で意識していたこと

私が意識していた点は、一次面接で意識していたことプラス以下の2点です。

  1. 応募企業に対する理解は十分か
  2. 現職の経験が生かせそうか。
    未経験の場合は、現職の経験が生きる箇所/未知の箇所の切り分けができているか

当社に対する理解度は十分か

志望企業である当社についての情報収集を徹底しましょう。
まずはホームページを参照して見れる情報は片っ端から見ておきます。
その中であなたが興味が持てる仕事内容があるか確認しましょう。
上場企業の場合は、IRを見てみるのもおすすめです。
平均勤続年数、平均年収などの情報や事業に対するリスク、今後どこに重きを置いて事業を行なっていくのかを確認することができます。
そうした下調べをしっかり行うことで、面接で的確な逆質問やあなたが応募企業にどのように貢献できるかをアピールすることも可能になります。

現職の経験が生かせそうか
未経験の場合は、現職の経験が生きる箇所/未知の箇所の切り分けができているか

現職の経験を活かせるポイントや、未経験の領域での挑戦意欲をアピールしましょう。
過去の経験やスキルを通じて身につけた能力を具体的に例示し、現職で培った知識や経験が新たな環境で生かせることを示しましょう。
また未経験の場合はどの部分は学んでいく必要があるかしっかり表明しましょう。
あなたが出来ないこと、経験していないことがあるのは悪いことではありません。
しかし、そこを認識できているかいないかは重要です。
認識できていないまま転職してしまうと早期離職につながってしまうので、あなたがどの点で苦労しそうかはしっかり考えておきましょう。

最終面接で意識していたこと

最終面接で意識していた点は、これまでの観点プラス以下の2点です

  1. 応募企業に入社してから果たしたいことに納得感があるか:
  2. 一次、二次面接で指摘した内容/回答がいまいちだった内容が修正されているか:

応募企業に入社してから果たしたいことに納得感があるか

入社後のビジョンや目標を明確にし、その意思決定に納得感があることをアピールしましょう。
自身の成長や貢献について考え、具体的なアクションプランを持っていることを示しましょう。
以下の二点を伝えるように意識しましょう。

・あなたが今後仕事を通じて行いたいこと
・上記が現職では出来ない理由

例えばエンジニアからコンサルやSIerに転職する場合

・現職では要件が決まっているモノを言われるまま作っているだけであった
・そのため、今までシステムを構築してきた経験を生かして要件を決めるところから入っていきたい

といったことが伝えられると良いと思います。

一次、二次面接で指摘した内容/回答がいまいちだった内容が修正されているか

一次や二次面接で指摘された点や回答について、反省し改善策を考えましょう。
過去の反省や学びを踏まえ、成長や改善意欲をアピールすることが重要です。
転職エージェントから適切なフィードバックを受けて自己成長を図る姿勢を示しましょう。

私は最終面接が一番突破が難しいと感じました。
転職エージェントに面接練習に付き合ってもらい度胸をつけておきましょう。

また転職活動は新卒就活のようにスイスイとは進みません。
私は最初に応募した5社は内定取れませんでした。
しかし面接を重ねていくにつれて慣れていったので、気負い過ぎずに回数を重ねるのが大切だと感じました。

まとめ

転職面接では、上記のポイントを意識し、自分自身をアピールする準備を行いましょう。
それぞれの面接段階で求められる要素に対して、具体的な例や事例を交えながら説明することが重要です。
自信を持って、自身の強みや意欲を伝えることで、面接官に良い印象を与えることができます。
また、一次面接から最終面接までの過程での成長や改善をアピールすることも重要です。

以上が、転職面接での対策ポイントとおまけのアドバイスです。ご参考にしていただければ幸いです。転職活動を成功させるために、自身の強みや意欲をしっかりとアピールし、面接官に自信と魅力を伝えることが大切です。頑張ってください!

おまけ:転職においては、現職を全力で取り組むことが大事

現職を全力でやるメリットは以下の二点です

  1. 現職での仕事内容をしっかり話すことが出来る
  2. 気合を入れなおして働くことで、仕事上で新たな楽しみが得られる可能性がある

やはり企業というのは利益を出すための集団です。
そのため仕事をしっかりやってもらう必要はあります。
現職を全力で行うことで転職の面接の際に、話せることが多くなります。
転職をすることを決めた場合でも現職で吸収できるスキルは吸収しきる意識が大切です。

また本気で取り組むことで現職の新たな面白さを見出すことが出来るかもしれません。
もしそのまま今の企業に残ってもいいなと感じたら、残るという選択肢も出てきます。

選択肢がある程度ないと自分に合った選択を行うことは難しいです。
そのため現職と転職先をしっかり比べる材料を見つけるためにも本気で仕事をしておくことが大切だと感じました。

おまけ2:転職はお見合い

よく就職・転職活動の際に、「ありのままの自分を受け入れてほしいから取り繕うのは嫌だ」と考える人がいます。
しかし、この考えからはただのわがままか準備がめんどくさいからやりたくない場合のいいわけです。

仮に明日好きな人とデートがある場合に同じことを言うでしょうか?
当日着る服を決めたり、デートの流れをさんざん確認して準備をするのではないでしょうか。

転職活動も恋愛も「パートナーを見つける」といった点で同じです。
出来る限り魅力的な人とともに過ごしたいという思いが双方にあります。
そのため自分が魅力的な人間であることをアピールしなくてはならないのです。

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