【転職活動してみた】転職エージェントを利用して感じた違い

キャリア

私は半年ほど前に、転職活動を行っていました。その際に感じた転職エージェントとのかかわり方について記載していきます。

「どの会社か」よりも「どの人か」

私は転職活動を通して、4つのエージェントを利用させていただきました。

そんな中で感じたことが一つあります。
それは「どの会社か」よりも「どの人か」が大切ということです。

各会社持っている求人には差はそこまでないと感じました。
皆さんが知っているような大手企業はどこのエージェントも求人を持っています。

ではなにが変わってくるかというと、選考の通過率です。
同じような会社・ポジションに応募しても書類で落ちてしまうことが多いエージェントと、
面接まで進めるエージェントとがありました。

やはり面接まで進めるエージェントは私との面談の際もしっかり話を引き出そうとしてくださったり、
私が今の職場で感じている不満を解消していくために、どのような会社を受けていくのがいいかを親身になって考えてくれました。

そんな体験を通じて、私も良くしてくれたエージェントで内定まで取りたいと考えました。
結果は今所属している会社で魅力的なポジションに異動が決まったので、 転職はやめてしまいました。 しかし、もしまた転職活動をする際にはよくしてくれたエージェントを利用したいと考えました。

能動的に動く

転職エージェントごとの差というよりかは担当者の差が大きいと感じました。
このエージェントだから大丈夫ということではなく、違和感を感じたらそこの認識を合わせる必要があります。
普段の仕事と同じようにタスクをこなしていく意識が必要です。受け身ダメ絶対。

また選考を進めていくにつれて、エージェントは転職先候補のいいところを沢山教えてくれます。
しかしどの企業にもイマイチな部分はあります。
そういった部分を察知できるように自分が何を大切にしているのか自己分析を行うことが非常に大切です。

自己分析といっても、大体は転職活動をやっていくうちに固まってくるものです。
まずは現職の不満・改善したい点を列挙し、それに対して「なにが不満なのか」「どうなれば改善されたことになるのか」「改善したい優先順位」を考えます。
加えて現職のいい部分もリストアップしておきます。
転職活動をしているときは現職の不満、転職先候補の企業が良く見えがちなので、 現職のいいところを見える化してメモしておくことが大切です。

以下に、メモのサンプルを作ってみました。

不満・改善したい点:

  1. 仕事のモチベーションが低下している。
    • 不満の原因: 仕事の内容や環境が刺激に欠けているため。
    • 改善策: より挑戦的なプロジェクトや新しい技術への取り組みを提案し、関与する機会を増やす。
    • 優先順位: 高 – モチベーションが仕事に影響を与えるため。
  2. 上司やチームメンバーとのコミュニケーションが不十分である。
    • 不満の原因: コミュニケーションの欠如により、情報の共有や意思決定がスムーズに行われないことがある。
    • 改善策: 定期的なミーティングやコミュニケーションツールの活用を通じて、情報共有や意思決定プロセスを改善する。
    • 優先順位: 中 – コミュニケーション不足は効率性や成果に影響を与える可能性があるため。
  3. 仕事の負荷が過剰でストレスを感じている。
    • 不満の原因: タスクやプロジェクトの管理が不十分で、適切なリソース配分が行われていないため。
    • 改善策: タスクの優先順位を再評価し、リソースの適切な配置や効率的な作業プロセスの確立を図る。
    • 優先順位: 高 – ストレスが仕事の品質や健康に影響を与えるため。

現職のいい部分:

  1. チームメンバーとの協力関係が良好である。
  2. 経験を積むことができ、成長の機会が豊富である。
  3. 業務内容は多岐にわたり、幅広いスキルを磨くことができる。

これらのリストを作成し、自己分析や転職活動に役立てることで、 現職や転職先の選択において客観的な視点を持つことができます。

転職活動は初めてのことが多く、とても不安になることが多いと思います。 私は「転職の思考法」という本を読んで転職活動に対する心構えを作っていました。 以下にリンクを記載します。
図書館にも置いてある場合が多いので、探してみてください。

実際に読んでみて感じた私の感想は以下の記事にまとめています。

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